自然治癒力のお話

自然治癒力=生命力と言っても良いくらい自然治癒力は生命活動を長く続ける上でとても大事なことです。

自然治癒力が高ければ生命エネルギーは満ち溢れ、逆に低ければ生命エネルギーは脆弱な状況だと言えるでしょう。

怪我の治りが早い人、怪我の治りが遅い人。自然治癒力の状態で違うでしょう。

疾患も同じことが言えます。

風邪を引いても2~3日程度で回復する方もいれば2週間以上経っても中々治らない人。

その他の病気も治療や完治を目指すなら自然治癒力なしでの回復は見込めません

自然治癒力の事がわかればご自身のどこに問題があるのか解決しやすくなるのでポイントを抑えておきましょう。

先程も述べたとおり、自然治癒力とは自分の力で病を癒し治す自然の力です。その自然治癒力を高めるには大事な4つの要素「食事」「運動」「心」「呼吸」です。

自然治癒力は単純に〇〇と△△が備われば大丈夫というものではありません。

自然治癒力は失われたバランス、調和、平衡を取り戻そうとするからだに、本来備わった働きです。 病気になるということは、日常生活の中に、どこか不自然な点があるため起こります。 つまり、病は不自然になった人への警鐘といえます。 しかし、生命力には、病を癒し、バランスを回復しようという内なる治癒力があります。

治癒には「場」というものが関わってきます。そして、治癒力の発現には「きっかけ」があり、それが大きな治癒へとつながることがあります。 そして、自然治癒力を生かすには、人間の生命に共通している、それなりの基本的な条件や鍵となるものがあり、それらは、生命そのものを生き生きとさせ、心身を養い、保つことにつながります。

自然治癒力を支える3本柱

「食事」「運動」「心」「呼吸」の基本的条件を整えることによってどの様に身体は変化するのか?

自律神経

「呼吸」「心の状態」「適度な運動」が自律神経系の働きに大きく影響します。

ホルモン

ホルモンは内分泌腺器官として脳下垂体、松果体、甲状腺、乳腺、膵臓、副腎、精巣、卵巣など。生体のバランスを調節する働きに影響します。

免疫

心の状態をリラックスさせると、脳の中の前頭葉や 間脳の働きが良くなり、そのことが胸腺の働きも良くし、ガン細胞と戦う細胞が増えたりします。
血液は、各器官に酸素と栄養を運びます。もし、血液が いかなくなってしまったら、あっという間に 神経の中枢である 脳の細胞も死んでしまい、血液中にホルモンを分泌させる さまざまな内分泌系の器官も 働かなくなってしまいます。
また、血液は 免疫系が大いに働く「場」でもあります。
また、血液の質を 決定するのは「食」です。
さらに、怒ったり悲しんだりすると、血液は粘っこくなり、流れにくくなります。
感情でも血液の質は左右されます。

院長の評価

当サロンでは幅広い年齢層にご利用いただいており10代~90代までの臨床を多く積んでおります。

比較的若い20代~30代の方でも肩こり腰痛、胃の不調、便秘、下痢、頭痛、風邪を引きやすい、花粉症、PMS症候群、アレルギー症状などの体調不良を訴える方がいます。

正しい呼吸ができている方は非常に少ないです。呼吸が浅く回数が多い。

コロナ前から呼吸が浅い人は多く見受けられましたが今はマスク着用により余計に呼吸がしにくくなっていますが。

食事に関しましては食べ過ぎ、早食い、栄養の偏りや栄養過多などになってしまっている方も多く見受けられます。

運動に関しては仕事以外で身体を動かすことが少ない傾向にあります。

心の状態は人によってライフワークが違いますのでなんとも言えません。

加齢による自然治癒力の低下は皆さんが思っているほどの低下は見受けられません。

食事、運動、睡眠、ストレスなどしっかりとケアできている方は体調を崩しませんし、持病が無い方も多いです。体力もありますし

逆に若いから大丈夫と思っている方のほうが気をつけなければなりません。

今現在コロナウィルスも進行形なのでこの機会に生活習慣の見直しや自分に出来ることをしっかりとやっていきましょう!

コロナウィルスになったらどうしよう・・・・・この不安も大きく自律神経を乱すことになります。

自分の身体を信じて乗り切りましょう^^不安な方はご相談ください。

参考文献 

日本成人病協会