夏風邪の対策と夏風邪と冬の風邪の違い、お盆の営業のご案内

日頃よりリラクゼーションサロンをご利用いただきありがとうございます。

最近はブログの更新も中々できておらずご無沙汰しておりました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

新型コロナウイルス第7波も中々数が減らず常に脅威にさらされていますね。

最近はコロナに感染してしまった。コロナでは無いけど夏風邪を引いてしまって体調を崩されているとの連絡を多く受けます。

今回は夏風邪の対策と治し方を紹介しますが、お盆の営業のご案内を先にさせていただきます。

とはいっても通常通り月曜日の定休日以外は営業しますので普段と代わりはありません。

8/15 8/22 8/29が定休日となります。

それ以外の日は通常通り10:00~18:30のご案内になります。

夏風邪の対策

7つのポイント

1外出時のマスク

2人混みや繁華街への外出を控える

3室内では適切な湿度を保つ

4うがい、手洗いの励行

5十分な休養とバランスの良い食事

6体を冷やさない

7免疫力を高める食品の活用

夏風邪と冬の風邪の違いと特徴

冬の風邪は咳やくしゃみによる飛沫感染が中心ですが、夏風邪の特徴としまして経口感染が多くみられます。 家族に患者がいる場合は、家庭内での手洗いやうがいを心がけ、とくにトイレや洗面所のタオルの使いまわしはしないこと。 湿って汚れたタオルには、夏風邪のウイルスが繁殖しやすいからです。

夏風邪とは、一般的に梅雨の時期から夏にかけて流行するウイルス感染症を指します。風邪のウイルスは、低温で乾燥した空気を好むイメージがあるかもしれませんが、それは冬の風邪ウイルスの話です。あまり知られていませんが、夏風邪のウイルスの多くは高温多湿の環境を好みます。そして何より、感染力が強いのが特徴です。

ただえでさえ食欲も体力も落ち気味な夏。屋内外の温度差や、冷たい物の飲み過ぎ、睡眠不足などもあって、免疫力が低下しやすくなります。夏風邪はそんな時にかかりやすく、一度ウイルスに感染するとお腹の中で増殖することが多く、体外に排出されるまでに時間がかかって症状が長引くこともあります。

原因ウイルスと症状の特徴

夏風邪と言えば「プール熱」を思い起こす人が多いかもしれません。高い熱が出やすいこの夏風邪の原因となるのが「アデノウイルス」です。アデノとは扁桃腺やリンパ腺のこと。のどの痛みや発熱、激しい咳などの症状を引き起こします。子どもがプールで感染することが多いことから「プール熱」と呼ばれていますが、プール以外でも感染し、大人でも感染すると扁桃炎や肺炎などを引き起こす場合があります。

そして、子どもの夏風邪の代表が「ヘルパンギーナ」です。突然の発熱のほかに、口内炎や水疱など、口やのどに症状が起きるのが特徴で、主に「コクサッキーウイルス」が原因だと言われています。

もうひとつ子どもの夏風邪を代表するのが「手足口病」です。名前の通り、口の中や手足に水疱ができる病気で、主な原因ウイルスが「エンテロウイルス」です。「エコーウイルス」で起きることもあります。口の中の水疱がつぶれて口内炎ができると水分を摂るのもつらくなるため、脱水症状に注意が必要です。

有効とされる食材や栄養素、レシピなど

風邪を引いた時にどんなものを摂取すれば良いか気になるところですが、沢山有るので参考までに

のどが痛い、せきが出るとき

のどが腫れて痛いときや咳が出ているときは、のどに優しいものを摂取するようにしましょう。 ご飯を食べるのも億劫だなと思っていても何かしら栄養を摂取することは大切です。

はちみつ…
白湯等にはちみつを溶かすと飲みやすくなりますし、栄養を摂ることができます。また、しょうがとはちみつを入れた白湯であれば、身体の温かさが持続し、風邪をひいたときにぴったりです。
ひとつ注意があります。これは有名な話ですが1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを与えないでください。1歳未満の赤ちゃんが、はちみつを摂取すると乳児ボツリヌス症なってしまう可能性があります。はちみつを子どもに与えるときは、必ず1歳を過ぎてから与えるようにしましょう。

ヨーグルト…
のどが腫れて飲み込むのがつらい…。そんなときはヨーグルトなら食べやすいです。そしてヨーグルトは発酵食品のため、お腹の調子を整えてくれます。

緑黄色野菜…
ほうれん草やにんじん、かぼちゃ等が緑黄色野菜に分類されます。これらの野菜には、たくさんの栄養素が含まれています。β-カロテンは身体の中でビタミンAに変化し、粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きをしてくれます。
のどを痛めて食べづらい場合は、野菜を煮込んでスープにすると食べやすいです。

かぼちゃ…
「冬至に食べると風邪をひかない」ともいわれるかぼちゃは、β-カロテンだけでなく、ビタミンA・C・Eのバランスが優秀な野菜です。※5
中でもビタミンAは、粘膜の乾燥を予防し、のどを始め口腔内や鼻腔をサポートします。

トマト…
風邪によって症状が誘発されることの多い気管支喘息には、緑黄色野菜の一種であるトマトの赤色成分「リコピン」が効果的です。※6
栄養を効率的に摂取できるトマトジュースを活用するのもよいでしょう。リコピンは加熱すると吸収率がアップするため、電子レンジで温めたり、スープにしたりするのもおすすめです。

春菊…
粘膜を守るビタミンAや、体内から失われやすいビタミンCが豊富です。春菊独特の香りをかもし出す成分「αピネン」や「ベンズアルデヒド」には、痰をきり、咳を落ち着かせる作用があります。※7
おかゆやスープに取り入れる際は、ぜひ匂いをかいでみてください。

お腹の調子が悪いとき

お腹をこわしているときは、お腹の調子を整えてくれる食べ物が理想的です。下痢になりやすい状態なので、腸内を冷やさないためにも冷たいものを摂取し過ぎないようにしましょう。

しょうが…
「のどが痛いとき」でも紹介いたしましたが、しょうがの辛み成分の「ジンゲロール」が、血行を促進し、熱を発生させ身体の中から温めてくれます。
皮付近に多く含まれているので、皮ごとすりおろして食べたり、飲んだりするのが理想的です。

りんご…
りんごは胃酸の量を正常にしてくれる働きや腸の調子を整える働きを持っているので、まさにお腹をこわしているときにはおすすめの食べ物です。また、免疫力が下がっているタイミングに必要なビタミンや食物繊維等も含まれています。

バナナ…
お腹をこわした際は、適度に食物繊維が含まれるバナナが活躍します。腸内の善玉菌を増やす作用のある「オリゴ糖」も含まれています。重度の下痢の際は重湯やスープ等が良いですが、回復期にはバナナも取り入れてみてください。食物繊維やオリゴ糖は腸内環境を整える栄養素のため、便秘で調子が悪い時にもおすすめです。

切り干し大根…
バナナと同じく、下痢や便秘を問わず、お腹の調子をサポートする野菜です。特に切り干し大根には、お水に溶けず便通をサポートする不溶性食物繊維が多く含まれています。

れんこん…
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、2つの食物繊維を含んでいます。さらに「ムチン」と呼ばれるヌメリ成分が消化器の粘膜を保護してくれます。※
ただし、れんこんは繊維が多くて固いため、下痢の際はすりおろしや、すりおろしのしぼり汁を使いましょう。

豆腐…
消化の良い食事を心がけつつ、失われやすいたんぱく質を補給することが大切です。豆腐はたんぱく質を含む上、それ自体が消化の良い食材のため、お腹の調子が悪いときに活用できます。豆腐に含まれているサポニンやオリゴ糖、ビタミン類も腸内環境を整えるのに役立ってくれます。

院長お勧めのレシピ2選

ホットレモネード

市販のレモネードの粉

はちみつ 適量

作り方 市販のレモネードの粉をお湯で溶いてはちみつを自分の好みの味になるように調整します。

香り付けにウイスキーを適量入れたり(香り付けなので微量です。入れ過ぎるとお酒臭くなります(笑)刺激物になりますので体調にあわせて)、生姜のチューブを少し入れたりその時の気分でアレンジします。酸味が好きな方はレモンの輪切りなどを加えると良いでしょう。(レモンの酸味は刺激物なので体が弱っているときは入れないほうが良いかも。その代わりビタミンCはたっぷり摂れます)

卵粥

ご飯 200g
水 400cc
卵 1個
○料理酒 小さじ1
○塩 お好みで
○鶏がらスープの素 小さじ2

胡椒 少々

薬味ネギ

作り方

1ご飯と水を鍋に入れる。


2中火でグツグツと煮立たせる。


3煮立ったら、○の調味料を全て鍋に投入。


4火を弱めて何回か混ぜ回す。

5卵をといて、鍋に入れる。

6すぐにさっと混ぜて火を止める。
火を止めたら蓋をして五分ほど蒸らして完成。
お好みで塩を少しふりかけてください。胡椒は刺激物なので普段よりは控えめに。

最後に薬味ネギを散らして完成です^^ネギは風邪を引いた時に取ると良いものなのでたっぷり散らすと良いでしょう。

鶏がらスープじゃなくても、昆布などでもおkです。

風邪を引いた時に控えるべきもの

摂ったほうが良い食材を覚えるのは大変なので控えるべきものを覚えるほうが良いかもしれません。

刺激の強い食べ物
甘いもの
脂っこい食べ物
アルコール類やコーヒー等

この4つは避けたほうが良いです。

まとめ

夏風邪は中々治りにくいために長いと2週間~1ヶ月ほど体調が戻らないこともあります。

体調を崩した後に免疫力を高めようとしてもすぐに良くなるものではありません。

日々免疫力の強化を意識し体の極端に冷やしすぎたり温めたりしないこと。

体温調節は基本自分で調節するものなので空調に頼りすぎないこと。使用しても直に当たらないように。

食材や栄養に頼りすぎず体が弱くならないように、適度な運動も大事です。

疲労がたまると抵抗力が落ちてしまうので早寝早起きで十分な睡眠の確保をするように。場合によっては昼寝も大事です。

先日体を冷やしすぎてしまって朝起きたら激痛が走り動けなくなったという重度な症例もお客様から相談がありました。

疲労がピークで睡眠が不十分。交代勤務なので食事の時間もバラバラ。久しぶりにお酒を沢山飲んだ次の朝に起こったそうです。

新型コロナウイルスが流行しているから気をつけるではなく、新型コロナウイルスが落ち着いてきても体調管理は変わらず継続しなければいけません。

少しでも体調管理に不安があるかたはお早めにご相談ください。